まん延防止等重点措置延長決定
3/6(日)までの予定であったまん延防止等重点措置の2週間の延長が、北海道、青森、群馬、栃木、茨城、埼玉、東京、千葉、神奈川、石川、愛知、大阪、兵庫、そしてここ京都の14都道府県で決定されました。いつまでも飲食店ばかりを悪者にしても効果がそれほど期待できるとは思わないのですが、特に有効な対策が見つかっていないので引き続き感染しないためには他人との接触の機会を減らすという事しかないのでしょう。
他者との繋がりというのは心身共に生きていく上で思った以上に重要で、他者との繋がりが持ちにくい独身男性は、既婚男性、独身女性、既婚女性と比べて明らかに早死にするというデータもありますので、このコロナ禍が去った後も人との接触機会を極力減らすという生活に慣れてしまった世界の行く末が少々不安に思えてきます。減少を続けている婚姻数や出生数もこのコロナ禍でスピードが加速し、（少なくとも日本においては）コロナで死んでいった数よりもコロナ禍が無かったと仮定した時に産まれるはずだった人間がこの世に誕生しなかった数が多くなっていますし、あまり明るい未来を期待しない方が良いかもしれません。
もう戻れない所まで来てしまっている感は拭えませんが、せめてワクチンを接種した人間に関しては基本的な感染対策（マスクや消毒等）を続ける事前提で規制を緩める等、先の事も考えたコロナ対策という方針に転換していくべき時なのではと思ってしまいます。実際海外では感染状況が日本より酷いにもかかわらず規制を撤廃している国がいくつもありますしね。
国や世界の行く末を案じても私には選挙で投票するくらいの事しかできないので、最近（といっても既にコロナ禍に突入して2年も経っているという事実…）では外に飲みに出て他者との繋がりを得る代わりに家で友人とボイスチャットを繋いでゲームをしています。最近のゲームは頭を使って攻略法を考えたり、一緒に遊んでいるプレイヤーと上手く連携を取ったりする必要があり、1つの作品でもかなり長い時間遊ぶ事ができるので暇潰しとしても友人との会話機会をもうけるという意味でも非常に良いです。しかも飲みに出ていた時の事を考えたら本体とソフトを揃えても1月分の飲み代程度にしかならないので経済的で、私もまた自由に外に出られるようになったとしても以前のような生活様式に戻るかは怪しいところです。
いずれにしても周りからの視線や評判を気にせず自由に行動が出来るようになる日が来るまでは、各々のやり方でこの災難を乗り越えていく必要がありそうです。
